「自己破産」の趣旨

自己破産という言葉を聞いたことがないという人は少ないでしょう。

借金がある人はもちろんのこと、借金をしたことがないという人でも「自己破産」という言葉は、今までの人生の中で一度は聞いたことがあるはずです。

ただ、自己破産という言葉を聞いたことがあっても、自己破産への理解や知識などは、知っている人はなかなかいないでしょう。

自己破産を考えている人は、まず、「自己破産」という言葉の意味から理解していくことが大切です。

自己破産というのは、一般的なイメージとしては、マイナスなものとなります。

「自己破産をしてしまうと、全て失ってしまうのではないか」
「会社をクビになるのではないか」

・・・など、いろいろなイメージがあることでしょう。

しかし、自己破産という制度は、借金などで苦しんでいる人たちのために、「新たなスタートを切ってもらおう」という主旨の元で作られた制度であるため、「全てを失ってしまう」わけではなく、「再スタートをするための区切りにするためのもの」だと思ってもらいたいのです。

自己破産で全てを失ってしまっては、この法律の意味はなくなってしまいますよね。

ただし、自己破産は、債務者の経済的な破綻により、債務を弁済することができなくなってしまった場合において、最低限の生活に欠かせないものを除く全財産を換価することによって、債務者の債務額に応じて平等に分配することを目的とした裁判における手続きのことなので、自己破産は再スタートではありますが、「最終手段」と言われるのです。

余談ではりますが、自己破産で言われる「経済的に破綻」というのは、「借金の額がこれくらいです」と決まっているわけではありません

一般的には、年収の1.5倍の借金がある場合、また、4年~5年たっても借金が完済できない状況の事をいいます。(僕の場合は、余裕で5年以上借金返済に追われていました・・・)

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