自己破産の手続き中に起こるトラブル

自己破産の手続き中に起こるトラブルの第1位は、「債権者とのやりとり」です。

よく、「自己破産を申し立てるという連絡をしたのに、借金返済の催告をしてくるんだけど・・・」という声が聞かれますが、自己破産を申し立てるまでの間は、債務者本人に対しての電話による取り立てなどは「違法」ではありまん

「自己破産を申し立てる」という言葉は、実際に行わなくても言うことはできます。

しかし、申し立てるといいながら、いつまでも自己破産の手続きをしようとしなかったら?
債権者にとっては、いい迷惑です。

借金も返されない、しかも自己破産などの法的手続きもしないという状態になった場合、債権者は会社内部での処理を行うことができないため、自己破産をする旨を伝えただけでは「取立て」をしてきます。

また、債権者の中には専門家に依頼しずに個人で申し立てをしようとしている・・・と知ると、かなり厳しい取り立て行為をしてくる業者もあります。(ほとんどヤクザ化)

その点、司法書士や弁護士に自己破産を依頼していると、事件を受任した旨の通知を各債権者に送ることになり、各債権者がその通知を受け取った時点から取立て行為をすることは禁じられるので、依頼人は厳しい取り立てから解放されることになります。

もちろん、債権者が会社や実家へ訪問して「借金返せ~」なんていう取り立ては貸金業法規制法のガイドラインで禁止されているので、されることはありません。

貸金業の登録している業者であれば、そういう取立てが貸金業法規制法に違反しているのを理解しているはずなので、「違反なんじゃないの?」と言えば、続けることはしないでしょう。

ただし、ヤミ金など未登録の業者に関しては、貸金業法規制法のガイドラインなんてムシをしてくることが多いので、ヤミ金が債権者の中にいる場合は、必ず弁護士または司法書士などの専門家に依頼するようにした方が無難です。 →日本弁護士連合会の詳細

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