僕が初めて借金をしたのが、21歳のとき。
美容師としてはひよこにもなりえない卵の僕は、朝から夜遅くまで美容室で仕事をし、そして仕事が終わるとお店で勉強会。
さらに家に帰っても、自分でお店から貸してもらった首から上のマネキン人形を使ってワインディング(パーマをかけるときの練習)の練習をしたり、カットの流れを練習したりする毎日を送っていました。
完全能力給のシステムをとっている僕のお店では、それなりの月収を得られるのに時間がかかるため、僕の月収は16万もあるかないかだったのです。
そんなある日、店長(僕は先生と呼んでいました)が、「おいアキラ。お前そろそろ自分でハサミを買い揃えろ」と言ってきたのです。
美容師にとっては、この言葉は「お前はもう一人前だ」と言われているようなもの。
そのため、僕はとっても嬉しかったのですが、ハサミを購入するにあたり、心配なことが一つありました。
それは、「ハサミの購入資金」でした。
ハサミは、1本で13万前後します。
そのため、仕事をするにの必要となるハサミを全部揃えるとなると、50万は余裕でかかってしまうのです。
かといって、お店がお金を出してくれるわけではないので、自分のお金から買わなければいけないため、16万しかない僕はすごく困りました。
そんな時、仕事にいくために車を運転していた僕の目に入ってきたのが、消費者金融の王者とされている「アコム」の店舗でした。
僕自身、「借金=悪いこと」と思っていたので、それまではまったく消費者金融というものからお金を借りようなんて思ってもみなかったんです。
でも、当時の僕は、ハサミの購入資金の調達をどうするかで頭がいっぱいだったので、正直アコムの店舗を見たときに、「コレだ!!」と思いました。
気が付いたら僕は、お店に電話をして「遅刻します」と言っていました。
そして、その足で、僕はアコムの店舗へと入っていったのでした。
人間って不思議な生き物ですよね。
どうしようもない状況に追い込まれると、「理性」というものがぶっ飛んでいるんですよ。
無人契約機の前に座っている僕は、迷いも緊張などもありませんでした。
書類を書いて、ときどきインターホンで確認を取ってくる担当者の声にもなんとも思いませんでした。
そして、あっという間に手続きは終了し、カードが出てきたんです。
カルチャーショックを受けましたね。
だって、ものの10分ほどで、もう僕の手には「30万」があるんですから。
カードで引き出した30万を握りしめ、僕はお店へと出勤をし、店長にそのお金をハサミ代として渡しました。
もちろん、店長にも同僚にも、消費者金融から借りてきたお金だとはいえませんでした。
これが、僕の消費者金融デビューとなります。
美容師としてはひよこにもなりえない卵の僕は、朝から夜遅くまで美容室で仕事をし、そして仕事が終わるとお店で勉強会。
さらに家に帰っても、自分でお店から貸してもらった首から上のマネキン人形を使ってワインディング(パーマをかけるときの練習)の練習をしたり、カットの流れを練習したりする毎日を送っていました。
完全能力給のシステムをとっている僕のお店では、それなりの月収を得られるのに時間がかかるため、僕の月収は16万もあるかないかだったのです。
そんなある日、店長(僕は先生と呼んでいました)が、「おいアキラ。お前そろそろ自分でハサミを買い揃えろ」と言ってきたのです。
美容師にとっては、この言葉は「お前はもう一人前だ」と言われているようなもの。
そのため、僕はとっても嬉しかったのですが、ハサミを購入するにあたり、心配なことが一つありました。
それは、「ハサミの購入資金」でした。
ハサミは、1本で13万前後します。
そのため、仕事をするにの必要となるハサミを全部揃えるとなると、50万は余裕でかかってしまうのです。
かといって、お店がお金を出してくれるわけではないので、自分のお金から買わなければいけないため、16万しかない僕はすごく困りました。
そんな時、仕事にいくために車を運転していた僕の目に入ってきたのが、消費者金融の王者とされている「アコム」の店舗でした。
僕自身、「借金=悪いこと」と思っていたので、それまではまったく消費者金融というものからお金を借りようなんて思ってもみなかったんです。
でも、当時の僕は、ハサミの購入資金の調達をどうするかで頭がいっぱいだったので、正直アコムの店舗を見たときに、「コレだ!!」と思いました。
気が付いたら僕は、お店に電話をして「遅刻します」と言っていました。
そして、その足で、僕はアコムの店舗へと入っていったのでした。
人間って不思議な生き物ですよね。
どうしようもない状況に追い込まれると、「理性」というものがぶっ飛んでいるんですよ。
無人契約機の前に座っている僕は、迷いも緊張などもありませんでした。
書類を書いて、ときどきインターホンで確認を取ってくる担当者の声にもなんとも思いませんでした。
そして、あっという間に手続きは終了し、カードが出てきたんです。
カルチャーショックを受けましたね。
だって、ものの10分ほどで、もう僕の手には「30万」があるんですから。
カードで引き出した30万を握りしめ、僕はお店へと出勤をし、店長にそのお金をハサミ代として渡しました。
もちろん、店長にも同僚にも、消費者金融から借りてきたお金だとはいえませんでした。
これが、僕の消費者金融デビューとなります。
このカテゴリー初めての借金~自己破産まででは以下のことも知ることができます。
最後に
そして裁判所へ・・・
書類作成
給料の振込先問題
いざ弁護士事務所へ
妻の涙
ああ、騙されたんだ。。。
「ダイレクトメール」
取立てが始まった
ついにお金が借りられなくなった
金銭感覚がなくなってしまった僕
彼女ができて、初めて「ヤバイよなぁ・・・。」
愛車いじりで3件目突入
「パソコンでも買うか~」で2件目突入
僕が借金をした理由
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