妻の涙

結局、借金は減らないし、毎日電話はかかってくるし、催告状も届くようになっていました。

その催告状は、妻にバレる前に僕が破り捨てるようにしていたのですが、ある日とうとう担当者が自宅に来るようになっていたのです。

僕がいないと、ポストの中に来たことを伝えるメモ用紙が残されている。
そしてとうとう、担当者と妻が対面する日がやってくるのでした。

ある日、僕が仕事に行っている間、家に担当者が来ました。

「アキラさんに、お金のことでお話があります」と妻に言ったらしい。

妻は、「どういったご関係でしょうか? お金って何のことでしょう?」と詰め寄ったら、その日は何も言わずに担当者は帰っていったとのことでした。

仕事から帰ってきた僕の目に飛び込んできたのは、妻の泣きはらした顔でした。

僕はその瞬間、「自己破産」を決意しました。

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