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自己破産を申し立てる際には、自己破産の申し立てに必要な書類や、収入・財産・借金状況を明らかにする書類などを提出する必要が出てきます。

しかし、この書類提出は、最大の難関です。

なぜなら、裁判所へ提出する時に細かくチェックされるからです。
一点でもおかしな点があれば、書類は返却されて「お帰りください」と言われます。

だからこそ、自分で自己破産申立を行う場合は、この書類作成が一番大変な部分となってくるといっても過言ではないでしょう。

提出する書類は、必要な情報さえ記載されていれば形式は決まっていません。また、裁判所によっては、テンプレートなどを用意してくれているところもあります。（用紙一式が封筒に入っていて、裁判所で配られているわけではありませんので、ご注意を！）

必要書類は各地方裁判所によって違いますが、平均的なものは次の通りです。

・破産手続き申立書
・債権者リスト
・陳述書
・借家や賃貸物件で有れば賃貸証明書
・住民票又は戸籍謄本（地裁指定の物）
・添付用の財産証明書類一式
　　資産目録
　　給与明細２ヶ月分と給与所得源泉徴収書２年分
　　家計簿
　　使っている通帳とクレジットカードのコピー
　　債務金額証明（ＡＴＭや使用明細書なければ電話で口答で聞いた金額）
　　生命保険解約返戻金計算書と生命保険証券のコピー又は保険失効証明書
　　退職金計算証明（計算出来なければ退職金の事が明記してある会社の内規書）
　　車を持っていれば、車検書と業者による売価金額証明書
　　不動産を持っていれば、土地建物の登記簿謄本（家族所有でも必要な場合有り）
　　有価証券のコピー（株券・国債・社債・ストックオプション・新株予約券付き社債等・その他地裁が求める書類（課税証明書や外国人原票記載事項証明書・パスポートの写し・租税遅延証明督促等地裁が提出を求めた物）

当然のことですが、必要書類は不備があっていけません。
提出前に必ず確認をして、不備がないかすみずみまでチェックするようにしましょう。

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